Forchetta料理日記 鳥モモとオクラの即席煮物 レモンの香り

鳥モモとオクラの即席煮物 レモンの香り


オクラと言えば、夏の代表野菜の一つです。免疫力を高めたり、疲労回復、消化吸収促進等様々な効能を持つ、非常に栄養価の高い野菜です。

加えて、鶏肉と一緒に食べる事で、これらの効果がさらに増幅されるのと同時に、スタミナアップなどの効果も得る事が出来ます。

夏バテで体がだるい・・・今一やる気が出ないという方。今回はそんな方たちにぴったりの夏らしい煮物のレシピをご紹介いたします。

煮物というと時間のかかるイメージですが、このレシピはフライパン一つで10分程度で作れてしまう、まさに夏の主婦の強い味方になってくれることでしょう。

レモンがないという方は他の柑橘でも代用可能です。スダチや青ユズで同じように作って頂いても美味しく召し上がって頂けます。

☆使用しているお皿

桃釉椀 広口

 

柔らかく上品な桃色が特徴的な椀皿です。ちょっとした和え物や煮物を盛り付けるのに最適なサイズ感。

特に彩が寂しくなりがちな煮物料理を、華やかな印象に演出してくれます。 

 

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☆使用食材

鶏もも肉・・・2枚

オクラ・・・5本

レモン・・・2/1個

万能ねぎ・・・3本

 

〇調味料

醤油・・・60cc

味醂・・・60cc

料理酒・・・60cc

 


①鶏もも肉を切る

 鶏もも肉は横四等分にし、縦にしたら一口大に切っていきます。

この時皮を下にして切ると、滑らずに切りやすいです。

②野菜の下処理

 オクラは上の部分と下の先端を切り落とし、大き目の物は三等分小さい物は二等分に切ります。

 レモンは皮をよく洗い、縦半分にした後、横向きに1mm幅にスライスしていきます。

種はついたままでも構いません。

 種からでるペクチンが煮汁にうっすらとトロミをつけてくれ、味の絡みがよくなります。

 万能ねぎは小口切りにしておきましょう。

③鶏もも肉を炒める

  フライパンにサラダ油小匙1杯を入れ、中火で熱します。

 鶏肉を入れたら、ゆっくりと混ぜながら全体に油を纏わせるイメージで炒めていきます。

 こうして鶏肉の表面を焼き固める事により、鶏の持つ旨味を逃さないようにしてあげます。

 全体的に白っぽくなったら次の工程に移ります。この段階で鶏肉に完全に火が通っている必要はありません


④煮込む

 醤油、味醂、日本酒を一気に鍋に入れ、一度沸かします。

沸いたら、表面がふつふつという程度の火加減に調節し、オクラとレモンを入れます。

全体を混ぜ合わせ、具材が煮汁にギリギリつかるようにしてあげます。

このまま5分ほど煮てあげると、レモンがくたっとしてきます

 これを合図にオクラを味見してみましょう。火が通り、少しシャキシャキとした食感が残っているのがベストです。

 火を止めてそのままゆっくりと冷ましてあげましょう。

 熱々のままでももちろん美味しく召し上がって頂けますが、一度冷ますことにより一層味が染み込みます。

 

⑤盛り付け

 盛り付けに入りましょう。

 レモンとオクラと鶏肉を、交互に重ねるように盛っていくと立体的に盛り付ける事が出来ます。

 オクラの先端の方を一番上に盛ってあげると、見栄えがよくなります。

仕上げに万能ねぎを散らし、煮汁を少しかけたら完成です。

 慣れてくれば10分程度でできてしまう煮物料理なので、時間の無い時でもさっと作れてしまうのが嬉しいですね。

 レモンの酸味が夏らしさを演出してくれ、ご飯のお供にぴったりの一品です。