Forchetta料理日記 茄子の煮浸し

茄子の煮浸し


夏の代表食材”茄子”。茄子といえば栄養価の低いイメージですが、近年注目されつつある”ナスニン”というポリフェノールの一種を含む食材として、癌予防の効果を期待することのできる非常に優れた食材です。今回はそんな”ナスニン”が多く含まれる皮を丸ごと使った、”茄子の煮浸し”のレシピをご紹介いたします。非常に簡単で、美味しく保存も効く。ご家庭で大活躍する事間違いなしの一品です。

今回は夏のイメージにピッタリの爽やかなお皿と合わせてご紹介させて頂きます。

☆使用しているお皿

 錆土白釉丸皿

夏らしくシンプルで爽やかなお皿です。涼やかで、ちょっとした一品料理を引き立てます。

ご購入はこちらから

 


☆使用食材

茄子・・・3本

生姜・・・スライス3枚

万能ねぎ・・・5本

鰹節・・・1PC

サラダ油・・・大匙2

〇調味料

白出汁・・・小匙1

醤油・・・大匙2

味醂・・・大匙2

酒・・・大匙2

砂糖・・・大匙1

鰹節・・・1PC

水・・・大匙2


①茄子の下処理

茄子は非常に灰汁の強い食材ですので、調理する直前の下処理を心がけましょう。

まずはヘタをとり、縦に4等分、皮目に斜めに5本切れ込みを入れます。こうする事で味がしっかりと染み込みます。

②茄子のソテー

茄子をフライパンで焼きます。火加減は中火よりも少し強めがベストです。

この時気を付ける事はずばり、”多めの油で皮目から焼く”事です。こうする事により、出来上がりの見た目に紫が美しく映えます。また、油をしっかりと使うことで、仕上がりの味わいのコクと、何とも言えないまろやかさが引き立ちます。

皮目の紫がキレイに出てきたら、残りの面も焼きます。ここで完全にナスに火が通っていなくても大丈夫です。

美味しそうな焼き色を目安にしてください。

③煮浸し

茄子にきれいな焼き色がついたら、予め合わせておいた調味料とスライスした生姜をフライパンに注ぎ入れます。この時火は少し弱めの中火に落としましょう。

鍋をゆすりながら、全体に調味料を吸わせていくイメージでじっくりと火を入れていきます。

茄子がしっかりと調味料を吸い、柔らかくなったら火を止め、耐熱の容器に移して自然と冷めるのを待ちます。

一度冷ますことでより一層味が染み込みます。

もちろん出来立ての熱々を召し上がって頂いても構いません。


④盛り付け

茄子を器に立体的に盛り付けたら、上からたっぷりの鰹節と刻んだ万能ねぎをふりかけて完成です。

お好みで刻んだミョウガや針生姜、大根おろしを載せても、夏らしくさっぱりと頂けます。